個人情報保護について
平成29年5月30日より改正個人情報保護法が施行されました。個人情報保護方針では、当院における患者さまの個人情報の取り扱いについてご説明致します。
当院は、個人の権利・利益を保護するために、個人情報を適切に管理することを社会的責務と考えます。個人情報保護に関する方針を以下の通り定め、職員及び関係者に周知徹底を図り、これまで以上に個人情報保護に努めます。
当院では診察・検査・会計窓口等での患者様のお呼び出しは、取り違い事故防止のため、お名前をお呼びさせていただいております。お名前で呼ぶことに同意できないときは、その旨を診察受付する前に総合受付にお申し出下さい。
個人情報保護方針・利用目的
臨床研究・症例登録について
当院では医療の質の向上を目的として、患者様の症例を登録し、学術研究や臨床研究に役立てるデータベース事業等に協力しています。
通常、臨床研究を実施する際には、文書もしくは口頭で説明・同意を行い実施します。臨床研究のうち、患者さんへの侵襲や介入がなく、診療情報等の情報のみを用いる研究や、 余った検体のみを用いる研究は、国が定めた指針「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に基づき「対象となる患者さんのお一人ずつから直接同意を得る必要はありません」が、 研究の目的を含めて、研究の実施についての情報を公開し、さらに拒否の機会を保障することが必要とされております。
このような手法を「オプトアウト」といいます。研究への協力を希望されない場合や事業等への参加に関してご質問がある場合はスタッフまでお知らせください。
研究不参加を申し出られた場合でも、何ら不利益を受けることはありません。 何卒趣旨をご理解の上、ご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
学会・医学誌等への発表
特定の患者・利用者・関係者の症例や事例の学会、研究会、学会誌等での報告は、氏名、生年月日、住所等を消去することで匿名化する。匿名化困難な場合は、本人の同意を得る。
学会認定に伴う情報提供
施設及び医療従事者の施設認定・学会認定に係る症例報告(匿名化困難な場合あり)
学会等へのデータベース登録
一般社団法人 National Clinical Database
病院医療の崩壊や医師の偏在が叫ばれ、多くの学会や団体が医療再建に向けて新たな提言を行っていますが、どのような場所でどのような医療が行なわれているかが把握されていない状況では、患者さん目線の良質な医療は提供できません。そこで日本では、関連する多くの臨床学会が連携し、わが国の医療の現状を把握するため、『一般社団法人National Clinical Database』(以下、NCD)を立ち上げ、データベース事業を開始することになりました。この法人における事業を通じて、患者さんにより適切な医療を提供するための専門医の適正配置が検討できるだけでなく、最善の医療を提供するための各臨床現場の取り組みを支援することが可能となります。当院外科診療科においては、当該データベース事業に参加していることから、外科で手術された場合データ登録をさせていただくこととなります。何卒趣旨をご理解の上、ご協力賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
ご自身の診療情報・試料等を医学研究・教育に利用することについての詳細は下記のページをご参照ください。
不同意の意思表示をされる方へ
下記の不同意書にご記入いただき、窓口へ持参もしくは郵送をお願いします。