歴史
原町赤十字病院の前身である日本赤十字社群馬支部原町診療所は、昭和23年日本赤十字社群馬支部(昭和28年群馬県支部と改称)が戦後の赤十字の機構改革を契機として、県下医療施設の分布状況を調査したところ、吾妻郡内では住民が疾病に苦しむ状況にありながら、公的医療機関に恵まれず、地域福祉に寄与することから、場所を原町地域に選定し、町当局と協議のうえ、昭和26年5月に着工し、昭和27年2月、外科、内科、産婦人科をもって、平時事業すなわち赤十字の使命とする健康の増進と疾病の予防を図る施設として開設された。
沿革
-
昭和27年2月
原町赤十字病院 開設
-
昭和27年12月
入院収容力を30床とする
-
昭和29年10月
小児科、整形外科を増設する
-
昭和30年8月
併設吾妻郡町村立伝染病棟の親病院として業務を開始する
-
昭和33年6月
木造モルタル造2階建の本館、診療棟、病棟を新築し、一般病床60、伝染病床40、計100床となる
-
昭和33年9月
病院に昇格し、原町赤十字病院となる
-
昭和35年7月
耳鼻咽喉科を増設する
-
昭和38年8月
鉄筋コンクリート造2階建、塔屋1階の病棟を新築し、一般病床118、 伝染病床40、計158床となる
-
昭和44年8月
脳神経外科を増設する
-
昭和45年1月
厨房棟を増築し、基準給食を開始する
-
昭和46年8月
鉄筋コンクリート造4階建、塔屋1階の診療棟、病棟を増改築し、一般病床148、伝染病床40、計188床となる
-
昭和46年11月
短期人間ドック指定病院となる
-
昭和47年6月
眼科を増設する
-
昭和51年5月
鉄筋コンクリート造3階建、一部地下1階の本館、診療棟、RI棟を増改築する
-
昭和56年5月
鉄筋コンクリート造3階建の吾妻郡町村立伝染病棟、小児科病棟を新築し、一般病床178、伝染病床15、計193床となる
-
昭和57年8月
CTスキャナーを導入する
-
昭和60年3月
ガンマカメラを導入する
泌尿器科を増設する
-
昭和62年5月
皮膚科を増設する
-
昭和62年10月
厨房棟、レントゲン室を増改築する
-
平成元年3月
本館一部改修、一般病床189、伝染病床15、計204床となる
-
平成2年1月
全身CTスキャナーを導入する
-
平成2年12月
胃部、胸部用X線撮影装置搭載集団検診車を導入する
-
平成7年7月
消化器科を増設する
-
平成8年6月
エイズ協力病院に指定される
-
平成8年9月
MRI棟を新築する
-
平成8年11月
MRI(0.5テスラ)を導入し、業務開始する
-
平成9年3月
災害拠点病院に指定される
-
平成11年4月
感染症医療機関(4床)に指定される
感染症新法による病床の変更届(一般病床189、感染症病床4床)193床
-
平成11年12月
新病院建築工事着工
-
平成12年1月
新病院建築起工式
-
平成13年9月
新病院完成
-
平成13年10月
新病院開院
所在地(住所)変更:原町698番地とする
-
平成13年11月
旧病院解体・外構工事着工
-
平成14年2月
外構工事完成 外来者用駐車場260台
-
平成14年5月
竣工式挙行
鉄筋コンクリート造(免震構造)、地下1階、地上8階、建築延べ面積14,861.81㎡
病床数218床(一般病床180床、療養病床30床、感染症病床4床、人間ドック4床)
-
平成15年4月
療養病床9床増床認可
病床数227床(一般病床180床、療養病床39床、感染症病床4床、人間ドック4床)
-
平成16年3月
MRI(1.5テスラ)に更新する
-
平成17年5月
化学療法室を運用開始する
-
平成18年4月
リハビリテーション科を増設する
-
平成19年8月
X線撮影装置(Sonialvision SafireⅡ)を更新する
(交通災害救急医療機器整備事業による)
-
平成20年1月
循環器科を増設する
-
平成26年6月
院外処方発行完全実施
-
平成20年10月
超音波診断装置一式を購入
(救急医療補助金による)
-
平成20年11月
訪問看護ステーション事業者(居宅サービス・介護予防サービス)指定を申請する
-
平成21年4月
麻酔科を増設する
-
平成22年7月
糖尿病内分泌内科を増設する
-
平成22年11月
マルチスライスCTを更新する
-
平成23年3月
MRI(1.5テスラ)を更新する
-
平成24年4月
呼吸器外科を増設する
群馬県がん診療連携推進病院に指定される
-
平成25年2月
オーダリングシステムを運用開始する
-
平成26年3月
電子カルテシステムを運用開始する
-
平成27年9月
地域包括ケア病棟を運用開始する
-
平成29年3月
超音波診断装置一式を更新する
-
平成30年2月
乳房X線撮影装置を更新する
-
平成31年4月
病床数199床(一般病床131床,地域包括ケア病床45床,療養病床19床,感染病床4床)
-
令和元年7月
開設者を日本赤十字社群馬県支部長より日本赤十字社社長に変更
-
令和2年4月
緩和ケア科新設
救急科新設